点検報告書とは
点検報告書は、設備や建物を点検した結果を、項目ごとの判定と、見つけた不具合と対応とあわせて、お客様(建物の持ち主や管理者)に伝える書類です。点検表(チェックシート)を兼ねることも多く、続けて残すと、設備の傷みの移り変わりも追えます。消防用設備等の点検のように、法令で点検票の様式が決まっている点検は、その様式で報告します(消防設備点検票)。
点検項目の例
上の画面の「例文」で選ぶと、表の項目が入れ替わります。そのまま直して使えます。
運転音・振動
フィルターの汚れ・清掃
ドレンパン・排水
熱交換器の汚れ
吹出温度
電流値
冷媒の漏れ
リモコン・制御
受水槽・高置水槽の外観
給水ポンプの運転音・振動
圧力計の値
配管の漏れ・錆
排水ポンプの動作
排水の流れ・におい
バルブの動作
残留塩素
受電設備(キュービクル)の外観
分電盤の外観・異音
漏電遮断器の動作試験
保護継電器の動作試験
絶縁抵抗
接地抵抗
漏えい電流(B種接地)
非常灯の点灯
外壁・タイル
屋上・防水
階段・手すり
廊下・照明
駐車場・駐輪場
集合ポスト・掲示板
ごみ置き場
植栽・外構
点検報告書の書き方
点検報告書で、お客様が知りたいのは「問題が無いか」「直すべき所はどこか」「次はいつか」です。この3つが、ひと目で分かるように書きます。
| 欄 | 記入内容 | 記入例 |
|---|---|---|
| 点検日 | 点検した日 | 2026年11月5日 |
| 点検者 | 点検した人の名前 | 山田 太郎 |
| お客様 | 報告書を渡す相手の会社名や名前 | 株式会社サンプル 様 |
| 立会者 | 点検に立ち会った方の名前 | 佐藤 様 |
| 建物名 | 建物名と、点検した場所 | サンプルビル3階 機械室 |
| 点検対象 | 点検した設備の名前や機器番号 | 空調機AC-1 |
| 点検種別 | 定期点検・臨時点検など | 定期点検 |
| 次回点検 | 次に点検する日の予定 | 2027年5月 |
| 点検項目 | 点検した項目を1行に1つ | 運転音・振動 |
| 判定 | 良・要注意・否・該当なしのどれか | 要注意 |
| 備考 | 測った値や、気づいたこと | 電流値12.5A |
| 不具合と対応 | 見つけた不具合と、した対応・これからの提案 | ドレンパンに錆を確認しました。次回の点検で交換をご提案します。 |
| 写真 | 不具合の箇所と、対応のあと | 不具合の箇所/対応後 |
| お客様の確認 | 報告を受けたことのサインか印 | (お客様の署名) |
書き方のポイント
- 要注意と否の項目は、備考に状況を書き、「不具合と対応」に、した対応と提案を書きます。
- 測った値は、備考に単位まで書きます。次回の点検で比べられます。
- 不具合は、写真を添えると、お客様に伝わりやすくなります。
- 点検項目は、建物と設備に合わせて足したり外したりします。
くわしい使い方
部品とブロック
左の列の「+ 追加」から入れます。ブロックは、よく使う部品の組み合わせで、入れたあとも中の部品を自由に直せます。
| 部品 | 使いどころ |
|---|---|
| テキスト | 題・名前・会社名・見出し・注意書き。字を空にすると、書き込む欄(Excelで記入するマス)になります |
| ボックス | 部品を横か縦に並べる入れ物。枠・塗り・余白・間隔を付けられ、ボックスの中にボックスも入れられます |
| 表 | 作業内容・点検項目・部品の一覧。列の名前・幅・種類と、行の数を変えられます |
| 写真の枠 | 作業前・作業後の写真。用紙の上で押すと、写真を貼れます |
| チェック | □良 □否 のような、選ぶ印 |
| 画像 | 会社のロゴ・印影・図 |
| 線・改ページ | 区切りの線と、2枚目へ送る所 |
| ブロック | 記入欄・日付・記入欄(複数行)・写真・写真2枚・押印の枠・選択肢・見出し・会社の情報・宛名・点検の表・合計の欄 |
| カスタム | ボックスの設定の「ブロックとして保存」で残した、自分のブロック(無料会員)。どのテンプレートにも入れられます |
主な操作
| 操作 | やり方 |
|---|---|
| 欄を足す | 左の列のいちばん下の「+ 追加」。ボックスの中に足すときは、そのボックスを開いて、中の「+ 追加」 |
| 欄を外す | 行の右の ×(確かめが出ます)。外しても「元に戻す」で戻せます |
| 並べ替える・ボックスに入れる | 行の左のつまみ(⋮⋮)をつかんで動かします。閉じたボックスの行の右半分に落とすと、その中へ入ります。スマホは、つまみに指を置いたまま動かします |
| いくつかをまとめて囲む | Shiftを押しながら、左の行か右の用紙の部品を押して選びに足し、⌘G(Ctrl+G)で1つのボックスに。複製・切り取り・外すも、まとめてできます |
| 別のボックスへ移す | ⌘X(Ctrl+X)で切り取り、移す先を選んで⌘V(Ctrl+V)。選んだ部品のすぐ下に入ります(中を開いたボックスを選んでいれば、その中の終わりに) |
| 設定を変える | 左の行か、右の用紙の欄を押すと、その部品の設定が開きます |
| 横に並べる | 部品をボックスに入れ、ボックスの「並べ方」を「横」にします |
| 幅を変える | 設定の「幅」で、最大(残りいっぱい)・指定(mm)・自動(字に合わせる)。横に並んだ欄の境目は、用紙の上でつまんでも変えられます |
| 字を変える | 右の用紙の上で、そのまま書きます。大きさ・太字・寄せ・飾り(下線・枠・左に帯・塗り)は設定で |
| よく使う形を残す | ボックスの設定の「ブロックとして保存」。中の部品とロゴなどの画像ごと残り、「+ 追加」の「カスタム」から入れられます(無料会員) |
| 枠や線を付ける | ボックスの「枠・塗り」と「枠の辺」(全部・上下・下だけ・左右)と「線」(太さ・点線)。区切りには「線」の部品 |
| 写真を貼る | 右の用紙の写真の枠を押します(写真は送らず、このページの中だけで扱います) |
| 表に、まとめて入れる | Excelから何行かをコピーして、表のマスに貼り付けます |
| 用紙を変える | 頭の帯の「用紙設定」で、大きさ(A4・A3・B5)・向き・余白・間隔 |
| 作成する | 「Excel作成」で記入して使うExcelのひな形に、「PDF作成」で印刷して手で書く用紙に |
キー
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| 外側のボックス(1つ上の段)を選ぶ | Esc | Esc |
| 選んだ部品(いくつかでも)を、ボックスで囲む | ⌘+G | Ctrl+G |
| ボックスの囲みを外す | ⇧+⌘+G | Ctrl+Shift+G |
| 部品を選びに足す | ⇧+クリック | Shift+クリック |
| 選んだ部品を複製する | ⌘+D | Ctrl+D |
| 選んだ部品をコピー・切り取り | ⌘+C・⌘+X | Ctrl+C・Ctrl+X |
| 選んだ所に貼り付け | ⌘+V | Ctrl+V |
| 選んだ部品を外す(確かめが出ます) | Delete | Delete |
| 元に戻す | ⌘+Z | Ctrl+Z |
業種ごとの使いどころ
よくある質問
- 点検項目は変えられますか?
- 変えられます。「例文」で設備ごとの項目を選べるほか、表のマスを直接書き換えたり、行の数を変えたりできます。Excelから何行かをコピーして貼り付けることもできます。
- 判定の選択肢を変えられますか?
- 変えられます。表の設定で、判定の列の選択肢を変えます(例:○・△・×。12条点検の控えなら、指摘なし・要是正)。
- 点検表と点検報告書は、何が違いますか?
- 点検表は項目ごとの結果を記録する表で、点検報告書は、その結果をお客様に伝える書類です。このテンプレートは、どちらにも使えます。
- 法定の点検の報告書の代わりになりますか?
- 消防設備の点検など、法令で様式が決まっている報告は、その様式で出します。このテンプレートは、お客様に渡す控えや社内の記録に使えます。消防設備は、消防設備点検票のテンプレートもご覧ください。
- エクセルで直せますか?
- 直せます。「Excel作成」で、パソコンで記入して使えるファイルになります。欄や字を自社の書式に合わせて直したファイルも、自社の業務や取引先のために、自由に使えます。
- 手書きで使えますか?
- 使えます。「PDF作成」で印刷すれば、書き込む所に手で書けます。
- 会社のロゴを入れられますか?
- 入れられます。「+ 追加」の「画像」でロゴを入れ、好きな場所に置きます。
- 作った形を残せますか?
- 無料会員は「設定保存」で、名前を付けて残せます。次からは「保存済みの設定」から選ぶだけで、同じ形になります。
- 何回でも作れますか?
- 登録なしのフリーは月10回・1回に用紙5枚まで、無料会員(登録は無料)は月30回・1回に用紙10枚まで、プロは回数の上限なし・1回に用紙100枚までです。「Excel作成」も「PDF作成」も1回と数え、ほかのテンプレートの作成と合わせて数えます。
1点検項目を選ぶ
2書き込む
3Excel・PDFで作成




